着付け教室 生徒さんの声

お稽古中の生徒さんの教室についての感想です。

3/29
初級練習中 S.Kさん
 先生のお稽古を受けるたびに、先生のお稽古 は「着付け教室」ではなく、ま さに「着物道」とお呼びするに相応し いという感じを強く持っております。

    「美しくなければならない」

「美しく」あるためには、物凄い精神統一を迫られます。
書道・茶道・華道・武道・・・「道」とつくもの全て、呼吸を整え
精神統一して、一切の無駄を省き、極めて洗練されたところの
究極の美を追求するものでなければなりません。

そこには単に「着物を着る」という方法論だけが存在するのでは
ありません。

「哲学」の存在をすら感じずにはおれません。

書道の作品を書く時の、真っ白の和紙に一画目の筆を下ろす
時の息の詰まるような緊張感にも似ています。

或いはまた、お茶をたてる時の張り詰めた空気とも似ています。

今言えるのは、「何か一味違って、いいぞ!」というぶっきらぼうな
直感がするということです。

まだまだ「着物道」の入り口に立ったばかりの私ですから・・・これ
からもっと沢山のことを感受していくのだろうと思っております。


私自身、ただ着付けと言う以上に精神状態が現れるのは何故かなって思ってました。道と名のつくご指導ができているかわかりませんが、気軽に楽しくとともに、美しさもお伝えできればと思っているのは事実です。

3/16
初級練習中 S.Kさん
初めてのお稽古、どうもありがとうございました。

ひと針、ひと針運びながらお話をする。
とても懐かしい感覚に襲われました。

着付けを学びに伺って・・・思いがけずもそのような
経験をさせて頂いて、大切なものを思い起こさせて
頂いたように思います。

30年前の着物。
そんなに沢山の時が流れてしまっていることに改めて
気付かされ、言葉にならない想いに戸惑いました。

先生の軌跡を伺いながら、自分の軌跡とも重ね合
わせつつ・・・出会いの不可思議を思うことでした。


いろんな偶然の重なる出会いだと、感じています。お互い刺激しあって、着物も人生も楽しんでいきたいですね。

3/7
初級練習中 K.Sさん

初めての単独着付による外出
  日曜日、友人のY子さんがお手前をするということで、友人R子さんと一緒に、黎明館の楠芳亭に行きました。ところが、自宅での着付に思わぬほど手間取ってしまい、待ち合わせ時間に、大幅に遅れてしまいました。焦れば焦るほど、ダメでした。ああ、これが先生のおっしゃってたドツボだと実感。おはしょりの処理ができず、多少、妥協しました。でも、全体的な出来は、まあまあ満足。友人のお母様が着付ができるので見てもらったら、初めてにしては上出来だとのお褒めのお言葉をいただきました。わーい。
  お茶会の会場へ向かうため、友人を乗せて、これまた初めて着物姿で車の運転をしました。着物だと立ち居振る舞いは優雅になるので、運転はおしとやかになるのかな〜と思ったら、いつもと一緒でした(笑)。会場に着いて、お茶会の受付の人やお手前をしてくださる人の着物姿をさりげなくチェックしました。なかには、中心線がずれていたり、おしりの補正が足りなかったり、衿元がゆがんでいたり、そんな着方の方がいらっしゃって、目につきました(自分の着方は棚に上げて、プチ批評家のつもり?・・・笑)。
  無事にお茶会が終わり、ふと自分の着物姿をチェックしたら、衿元は乱れていませんでしたが、なんと、下前が落ちてきてる! ショック。急いでトイレに駆け込みました。以前、先生に着付けていただいたときは全く着崩れしなかったのに・・・(驚)。自分だけで着付たときの着崩れをイヤってほど体感できました。本当にいい勉強になりました。着崩れないような着付を、今後も先生からじっくりと習いたいと、心の底から強く思いました。

初めて、ひとりで着付けしてのお出かけ、いろいろお勉強になったみたいです。これからもどんどん、着物で外出してください。

3/1
初級練習中 S.Kさん

 

女三十路半ばにて、突然着物熱にとりつかれたものの、知識なし、手持ちの着物全くなし、親譲りの着物も小物もなし、おまけに庶民の生活なれば予算も厳しい。そんな一からの出発どころかゼロからもいいところの状況で、果たして着物生活なんて出来るのか・・やはり庶民に着物は高嶺の花なのか?

ネットの検索で綺綸堂を見つけたのは、そんなふうに諦めかけた矢先でした。拝見した岩下先生のブログに、「なんだかこの教室はちょっと変わっているみたい‥」と興味津々、心臓ドキドキ。でも、「着物も帯も小物すら持っていないし予算も厳しいけど、着付けを習いたいのです」なんて言ったら、呆れられてしまうかも‥と悶々と悩むこと2日。ようやく決心をして、ダメもとで恥をかいたらそれまでよ!と思い切ってダイヤルした電話の岩下先生のお声はとっても優しかったのです。「何も持ってないし、知識もないんです」と恐る恐る言う私に、先生は何度も「大丈夫です」と請け合って下さいました。そのお声に、思い切って私は着付教室に飛び込んで行くことが出来たのでした。

こうして綺綸堂からスタートした私の着物生活、とにかく「楽しい!」の一言です。

知らなかったことが多すぎる上に、自分の要領の悪さに自己嫌悪に陥ることもあるけれども、それもまた、楽しいのです。

このお教室では、美しく着付ける技術はもちろんのこと(「ここまで教えてもらっていいのかな」と思うぐらい、出し惜しみなしの教室です)、先生とのおしゃべりや細やかなお心遣いから「装うための美意識」そのものをごく自然に教わることが出来ます。世に数多着付教室はあれど、こんなに素敵な着付教室は滅多に、いや、他にないと思います。

まだまだ私自身は未熟者ですが、着物を通じて自分を磨けるように頑張ろうと思っておりますので、先生、これからも宜しくお願いします!

気軽に着物をたのしんでいただければと思っています。私も生徒さんに負けないよう、自分をみがきたいと思っています。

3/1
初級練習中 Y.Kさん

1年半前よりお稽古を始め、途中諸事情によりお休みをし、今年の1月からまた再開しました。亀のようなペースで着物を自分のものにしている最中です。

お稽古は先生と色々なお話をしながら(…といっても偏っていますが)、着付け以外にも様々なお勉強をさせてもらってます。先生の次から次に出てくる“綺綸堂”に関するアイデアと、それに注ぐエネルギーにはいつも「尊敬」の一言。お稽古の度に自分も夢を持って前に進まなければと、背中を押されているような思いになります。感謝しています。

丁寧な指導のお陰で、着物もお稽古を重ねる度に自分のものになりつつあると実感しています。綺綸堂でお稽古することで、きっときちんと着物をきこなせる自分が、輪郭を持って想像できます。

焦らずジックリ自分のものにしていただければ、、、おしゃべりばかりでごめんなさい(苦笑)

 

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